classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

新年度 始まりました!

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新年度レッスンがスタートしました。

新たな気持ちでお稽古を頑張りましょうね。

 

今年の皆さんの目標は何ですか?

今取り組んでいるコンチェルトを仕上げることや

もっと大きくなって分数楽器からフルサイズになる事を楽しみにしている人もいるかも知れませんね。

 

レッスンの最初に行う調弦で、完全5度の重音を合わせる時に聴く「差音」さおん

2つの異なる音を同時に発生させた時に生じる周波数の差が別の音となって聞かれる現象をいうのですが

完全5度の比率は2対3

この差は1=オクターブ

純正律で合わせる重音において完全5度、つまり調弦を正しく行うには

調弦したいふたつの音以外にオクターブ下の音が聴こえると、調弦が合った!という判断になる訳です。

慣れてくれば誰でも聴くことが出来る差音、レッスンでは調弦の時から耳の訓練をしているんですね。

 

ちなみに単旋律のメロディが美しいヴァイオリンの音程はピタゴラス音律で演奏されます。(※重音を伴うものについては必ずしもこの限りではありません)

ピタゴラスの定理で知られるピタゴラスです。

簡単にいうと音が5つ離れる毎に響きの皺寄せをリセットするイメージです。

 

ヴァイオリンのお稽古で耳を訓練してゆくと

あら不思議、日常で聞かれるあらゆる生活音や鳥のさえずり、飼っているワンちゃんの鳴き声までがドレミで聞こえる

これとっても楽しいです♪

試してみませんか?ヴァイオリンが弾けるようになると生活が変わりますよ〜

 

 

新年度の生徒さんまだまだ募集中です。

お問い合わせは下記のサイトからお問い合わせメールフォームよりお申込みください。

 

埼玉まつぶしヴァイオリン教室