classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

響きを聴く 音を聴く

皆さんバイオリン頑張ってますか。前回のレッスンで学んだ事を反復し定着させる事を目標に1週間過ごしてみてくださいね。

 

先日の学生さんへのレッスン、

セブシック先生の重音課題を用いて6度の技術的説明、3度、5度の響き、8度の重要さが

今回の課題のたった2小節の中に織り込まれています。わたしが「音程の三要素」と呼ぶ

・完全8度/オクターヴ

 両者の音程の比率は1:2(2倍)の振動数比率

・完全5度

 両者の音程の比率は2:3(1.5倍)の振動数比率

・長3度

 両者の音程の比率は4:5(1.25倍)の振動数比率

これを知ることで劇的にヴァイオリン演奏が良くなります。

 

彼女はオーケストラに所属する大学生

初心者ながら学生オケで活躍する彼女の熱心さにはいつも心打たれますね。

オーケストラでの調弦は、周りの音にかき消されて解りにくいそうですが

本来の調弦はある程度じっくり時間をかけて響きの調整をする必要があります。

レッスンでは最低でも2回は調弦しています。

完全5度の重音から聴かれる「差音」さおん

これがクリアに聴こえるように調弦するわけですが

弦の性質上いちど整った差音はあまり長続きしないのが常なのです。

 

弦の寿命と響きの関係についてはまた別の機会に触れたいと思います。

 

熱心なRちゃん、オケ合宿がんばってねー!

魔法の松脂も塗ったからだいじょうぶだよ👍

 

りょこ先生でした

 

音楽に囲まれた静かな町の「田園ホール エローラ」そばでヴァイオリンを教えています 埼玉県 北葛飾郡 松伏町 ヴァイオリン 教室 バイオリン レッスン

 

りょこ先生のバイオリン教室

 

埼玉まつぶしヴァイオリン教室