classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

チューンナップ!

レッスンで行う調弦

完全5度が文字通り完全に調和した状態にもっていく大切な大切な作業。

でも、時にはなかなか納得のいく響きにならないのが困りもの。

 

こはちょっと落ち着いて、緒留め糸の幅から長さ、テイルピース微妙な傾き

そして駒の角度と見ていくと違和感が見つかったりする。

 

それぞれのパーツがあるべき場所に正しくあるという、当たり前のチェックを怠ってはいけない。

それがあってはじめて響きの探求ができるというもので

日々変化する楽器にあっては、レッスン前の調弦はとても大切なコンディションチェックとなる。

 

演奏者が自ら音程をとって演奏する必要のあるヴァイオリンは、

まず自分がどんな音を出しているのかをしっかりと聴く練習が必要なので

それだけに楽器のコンディションには大層気をつかう。

 

 

楽器のパーツを替えると音が変わるんですよ

ご興味のある方はレッスンにいらしてください。

お待ちしております♪

 

 

埼玉まつぶしヴァイオリン教室

 

 

調和〜心動かされる演奏

自分の通っていた音楽中学校は、ソルフェージュや合唱の授業に加えて

専攻する楽器の個人レッスンを受けなければならない。

 

そして中学の3年間で演奏の技術を向上させ

いよいよ高校生になると

弦楽器を専攻する生徒たちにはオーケストラの授業が課せられ

アンサンブルで培われるハーモニーと

多人数で曲を創り上げる交響楽を学ぶことになる。

 

弦楽器の魅力のひとつとして重要な指導ポイント

曲を仕上げる=アンサンブルが調和している状態に持っていく という作業は楽しく

少しずつ響き(音程)を調整しながら皆でワイワイと進める時間はかけがえのない時間だった。

 

最近、母校のオーケストラ演奏会を耳にする機会に恵まれ

生徒たちの真剣な演奏に、指導する先生の今も変わらぬ情熱に心打たれた。

 

ああ、音楽って素晴らしい!

 

 

レッスンはこちらから申し込めます。

埼玉まつぶしヴァイオリン教室

 

令和に寄せて

新しい元号になっても変わらないもの…

生徒さんにヴァイオリンを上手になってもらうためにきちんと教える姿勢

 

音大を卒業してすぐに教え始めたけれど、30歳までは自分の修行期間として講習会に参加したりレッスンにも通っていたし

小さいながらリサイタルも開かせてもらった。

 

当時は30人もの生徒を抱え、日々があっという間に過ぎ去って

じっくりと自分を顧みる余裕などなかったように思う。

 

……時は過ぎ去り令和元年

教える事は変わらないけれど、

自分の言葉に説得力が増してきたような実感と、それに伴って生徒の意識もより高くなってきたようだ。

 

生徒さん方と共に歩んできた20年間とこれから。

 

 

バイオリンと共に歩みはじめて早40年!

榎本ヴァイオリン教室はこちらからアクセスできます。

どうぞよろしくお願いいたします。

埼玉まつぶしヴァイオリン教室