classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

String Quartet & Quintet CONCERT

こちらは我らがプロデューサー松山氏が作成した演奏会のフライヤーです。 先日紹介したものと同じ公演ですが、印象が全く違いますね。 クラシック関係者とジャズ関係者とでは感性が違うので それぞれに寄ったデザインを、との考えによるものです。 演奏プロ…

本日のレッスンメモより

クロイツェル教本No.27 29〜64小節(2回目) ・臨時記号多し。注意の事 ・D線のF音、A線のC音(いずれも1stポジションにおける2指を低めに) ・減7和音の響きを注意深く聴く ・引き続きダウンボウの弓先にかけての吸いつきを保持しつつも力みを無くす メ…

演奏会のお知らせ

夏の終わりに弦楽の演奏会を予定しています。 プログラムは昨年より取り組んでいるジャズの弦楽四重奏、コントラバスも加わった弦楽五重奏と タンゴの弦楽四重奏曲を加えてみました。 Neil Stalnaker/Twilight Is Now Johnny Todd/Tokyo Suite Astor Piazz…

ビブラートを味方につけると

こんなイイコトがあります。 歯ブラシを鉛筆の持ち方をして歯に当て、一本ずつ指のビブラートをすると 歯をとてもキレイに磨けるんですよ これは腕からかけるビブラート、手首でかけるビブラートではうまくいきませんので 必ず「指から」のビブラートで行っ…

Neil Stalnakerを偲んで

Neil Stalnakerというジャズ・トランペッターがいました。 2年前までこの世に存在した彼は日本(の女性)を愛し、日本のジャズシーンに足跡を残した人でありました。 優れた作曲、編曲者でもあったNeil氏 晩年には絵画を描き自らの個展を開くなど 広く芸術に…

楽器を持っていないけれど…

下の画像は教室にある楽器たちです。 大きさが違うのが分かるでしょうか。 バイオリンは身長に合わせてサイズが変わり、ピアノのように大きな楽器と格闘しなくても済むようにできているんです。 だいたい145cmの身長になるとフルサイズが使えるようになりま…

旋律楽器としての歌わせかた

ヴァイオリンのレッスンでは、しばしば 「よく歌って」という言葉を使います。 歌って…とはつまり、楽器をよく鳴らしなさいという意味で実際に声を出すわけではありませんが 旋律楽器のヴァイオリンでメロディ表現・抑揚・楽器の鳴らしかたの参考になるのは…

音程は自分で治しにくい

音程は合っていますか? 音程があっていないと弾いていて気持ちよくないし、なんだか落ち着かない 不安でザワザワすると言う人もいます。 なにか違う気がする…という気持ちを逃さず、しっかりと直しましょうね。 音程は気になっていたけれど治し方がわからな…

クァルテットのすべて

昨年から弦楽四重奏に取り組んでいます。 string quartetといえばと言うことでこの書籍を思い出し、改めて読み返しています。 これは1900年代に活躍したスメタナ弦楽四重奏団が著した タイトル通り「クァルテットのすべて」が書いてあります。 弦楽四重奏に…

良い習慣をもちましょう

世の中にはオーディオマニアという人たちがいて、 彼らはCDなどの音源をいかに良い音で聴くかという事を追求しているわけです。 でもよく考えると、CD盤を高速で回転させ続けながら記録されたデジタル信号を正確に しかもデータを最大漏らさず読み取るなどと…

ウクライナ 祈り

八月の演奏会で予定しているプログラムのひとつに ウクライナ人作曲家Vasyl Barvinskyによる「祈り」という曲があります。 この曲を是非取り上げたいという我々の考えに賛同いただいた ウクライナのフェニックス弦楽四重奏団から楽譜を提供していただきまし…

メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」

ネヴィルマリナー指揮(Sir Neville Marriner) アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St. Martin-in-the-Fields) 清廉潔白ともいえるような美しさ、良い意味で統率の取れた音楽感は モーツァルトやハイドンなどの演奏で際立っています。 そんな中、メンデル…

すごいっ

毎日がトレーニング⁉︎ ヴァイオリンをはじめて半年になる大人の生徒さん 左手小指側の付け根の筋肉が盛り上がってきたそうで その発達ぶりに本人も驚いています。 努力の成果がこんな形でも顕れているところを見ると これからの上達が楽しみになってきますね…