classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

旋律楽器としての歌わせかた

ヴァイオリンのレッスンでは、しばしば

「よく歌って」という言葉を使います。

歌って…とはつまり、楽器をよく鳴らしなさいという意味で実際に声を出すわけではありませんが

旋律楽器のヴァイオリンでメロディ表現・抑揚・楽器の鳴らしかたの参考になるのはオペラやリートなどの人の歌声です。

クラシック音楽の起源は聖歌、人の歌声だった歴史を思えば

その延長にあるヴァイオリンも表現としての本質は変わらないはずです。

オペラなどの歌劇は、舞台の総合芸術として音楽に付随する舞台表現も楽しむことが出来ますね。

 

ビゼー作曲 歌劇【カルメン

カルメン:アクネス・バルツァ/ドン・ホセ:ホセ・カレーラスエスカミーリョ:ホセ・ヴァン・ダム/ミカエラ:カーティア・リッチャレッリ

パリ・オペラ座合唱団/指揮:ヘルベルト・ファン・カラヤン

おすすめです!

 

カラヤン氏といえば日本では管弦楽が人気でしたが、元はオペラの指揮者でした。

若い頃に田舎の名もなきオーケストラで歌劇を振るため、声の良い近所の肉屋のご主人をスカウトして舞台に上げたという逸話が残っています。

 

情熱の女カルメンに負けないように、ヴァイオリン頑張りましょう。

 

 

音楽に囲まれた静かな町の「田園ホール エローラ」そばでヴァイオリンを教えています 埼玉県 北葛飾郡 松伏町 ヴァイオリン 教室 バイオリン レッスン

 

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りょこ先生のバイオリン教室