classicviolin’s diary

バイオリンを教えています

メンデルスゾーン ヴァイオリンコンチェルト

メンコンは好きですか?

このコンチェルトには、1楽章のカデンツァ後半に軽やかなアルペジオがあります。

メンコンのアルペジオは弓を素早く移弦させながら反発を利用して弾くので

上手に弾くには弓を軽く持ち、腕〜手首〜指先に至る関節を脱力した状態で膝を上下させるのがセオリーですが

最も大切な要素としては、良い弓を使って演奏する事に尽きます。

弓の良し悪しでメンコンのアルペジオに代表されるような弓の反発を利用して奏でる時の弾きやすさに格段の違いが出るんですよ。😆

弓は馬の毛を介して弦を振動させ、それを楽器に伝える役割がある事を考えると、弓本体の材料であるペルナンブコ材の繊維の緻密さやしなやかさによって音が違ってくるであろう事は容易に想像できます。

弓の振動が微細であればある程、ヴァイオリンの音色が多彩なものになり

そのような弓で演奏することで表現したい音楽が自在に引き出せるため、大変弾きやすくもあります。

良い弓のもうひとつの条件として、材料の品質だけではなく、作りが良い=製作者の腕が良いことも挙げられます。

これは主に演奏する人の扱い易さに影響するため、上手に作られた弓で弾くメンコンのカデンツァは最高の気分です!

 

りょこ先生のヴァイオリン教室でメンコン、やってみませんかー🎻

 

りょこ先生のバイオリン教室

 

音楽に囲まれた静かな町の「田園ホール エローラ」そばでヴァイオリンを教えています 埼玉県 北葛飾郡 松伏町 ヴァイオリン 教室 バイオリン レッスン

 

埼玉まつぶしヴァイオリン教室